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ミロス旅~お土産編~が年越しそうです。ゴメンナサイ。激動の・・・毎年、年末になると「激動の一年」だと言われますが、今年は、日本中の誰もが、心の奥底から「激動」だと思う一年だったのではないでしょうか。
鋼も映画という大きなプロジェクトがありましたしね。
さてそんなわけで、今年も31日。今日が最後です。
ウチの今年最後といえば・・・誰もがどーでもいいと思っているけどいつも強行しているこれ!
毎年恒例、大晦日に振り返る今年のCMとつ的大賞!(もらっても嬉しくない)やりますよ、どんどんぱふぱふ~!
(という去年の文章のコピペ。笑) まずは、これ。ロマンを形にしたで賞。
JR東日本「MADE IN DREAM篇」
(特に「MADE IN DREAM篇 駅貼りB0ワイドポスター」)
http://www.jreast.co.jp/e5/campaign.html
新しいフォルム、新しい機能、新しい路線・・・はやぶさ・・・ミク号(笑)は新幹線好きにとってロマンです。
でも、一番のロマンは、ミク号へと続いてきた道すじ、そしてこれからの道。
このポスターは、合成やCGを使って実に見事にそんなロマンを描いていると思います。
「MADE IN DREAM」という言葉と共に、天下一品です。
次。
N次創作という言葉を知りました。
「初音ミク Google Chrome CM グーグル クローム 60秒 Hatsune Miku」
http://www.youtube.com/watch?v=b6uYGnRx2NE
CMは「初音ミク」ではなく、「初音ミクワールド」を描いたところがミソ。
たった1分の映像で「初音ミク」を取り巻く状況がどういうものなのか、直感でわかるように、よくまとまっていると思います。
DTMという世界には、初音ミクが出るずっと前から、個人的にすごく思い入れのある世界で。
一度離れかけた世界を・・・廃れいこうとした世界を
それでも見捨てずに、がんばった人たちが、もう一度花を咲かせたことが嬉しくてたまらないのです。
手放してしまった昔の機材をまた買い戻した人たちがたくさんいるらしい。
おかえり、また会えたね!
そして時代は次の世代へ。
N次創作という言葉は、このCMがきっかけで知ったのだけど、よい言葉だね。
人や、文化は、歌は、願いは、どこまでもつながっていく。
一方的ではなく、多方面に、無限に。
今後N次創作は、あらゆる分野で行われるんではないかと思います。
そんな風に世界が繋がった今はまだ見ぬ世界が、いったいどういうものなのか。
楽しみですが、同時に間違った方向に行かないように、注意しなければならないと思います。
10年すげぇで賞。
今現在リアルタイムで話題になっているCM。
東芝 LED電球 シリーズ広告「10年カレンダー」
http://www.youtube.com/watch?v=kcaVsA-tr7g
TVCMもいいのだけど、これ、街頭ポスターが秀逸だったの。10年毎日全部撮ってるんで!
この巨大ポスターは都内に期間限定で貼られていました。
見に行くことができなかったので、とても残念でした。また貼ってくれないかな。
http://www.toshiba.co.jp/lighting/jp/ad/index_j.htm
私もそう思うで賞。
JCB「テレビの前のみなさん篇」
http://www.jcb.jp/brand/ad.html
これは二宮君の言葉がいいと思うの。
「さっきやっていたCMの商品も、後から流れるCMの商品も、買おうかな~と、ぜひ検討してみてください。」
この、言葉選びがいい。
「この商品を!」ではなく「色んなものを」をTVCMでしか使えない言葉で。
そして「買えよ!」でも「買おうよ!」でもなく、「検討」という言葉で。
CMで「検討」という言葉を使うってちょっと珍しいかな。
「買い物が、日本の力になる。」。
コピーもまたとてもよいと思います。
私も、個人ができる一番の社会貢献のひとつが「買い物」であると思います。
さて、最後となりました!
2011年のとつ的大賞!(もらっても嬉しくない)は?!
だらだらだらだら・・・(ドラムロール←またか
色んな意味で悩んだんだけど、やっぱりこれにしました。
JR九州「祝!九州 九州新幹線全線開CM」180秒バージョン
http://www.youtube.com/watch?v=UNbJzCFgjnU
本来だったら、大々的に流されるはずだったこのTVCMも全国ネットではお蔵入りとなってしまいました。
でも、もし震災がなければ、これほどこのCMに注目が集まったかな?という気もします。
いつもの私だったら「おぉう、面白い企画だなぁ。ほんわかするCMだなぁ」で終わっていたかもしれません。
だけど、幸か不幸か、今の日本を表現するCMとなってしまいました。
震災後日記でちょびっと触れたけど、震災の少し後から言われた言葉・・・「日本の力を信じている」の日本の力ってなんだろうって思ってました。
災害時にきちんと並ぶこと?助け合ったこと?暴動がおきなかったこと?
それとも、働き者なこと?優れた技術?それとも『絆』か。
どれもそれっぽいけど、どれも「力」のうちのひとつだけど、
でも、この状況においての「日本の力」ってちょっと違う気もしてた。
そんな時にこのCM(になるはずだったCF)を見て。
「あぁ、これが『日本の力』だ」って思えたんです。
人それぞれに、住んでいる場所、愛する場所<ふるさと>があって。
そこに、自分の、自分だけの大事な人が集っていて。
みんなココで生きている。どんなことがあったって、ここは愛する日本であるのだ。
今、震災や原発の影響でその愛する場所を奪われた人たちがたくさんいることを決して忘れてはいけないし、そのためにみんなでしなきゃいけないことは、しなきゃいけないのだと思います。
このCMはよく「日本人の絆」を描いていると言うけれど、私はちょっと違うと思ってて。
このCMは「人々の暮らしと風景」を淡々と描いてるだけだと思うんだ。絆とか関係なく。
それを映した上で「JR九州は、今まで遠かった人々を繋げるバイパスになりますよ、きっとひとつになった九州は楽しくなりますよ」と言ったわけなんだよ。(とつ的解釈)
このCMはACC賞やカンヌ国際広告賞も受賞しました。
故郷を思う心。
「生活」が感じられる普通の、だけど美しい風景。
新しいものが生まれた期待。
そして、人と人が繋がる可能性・・・
そんな普遍的なものがウケたのかな?と個人的には思っています。
自然豊かな島国日本はこれまでの多くの事故や災害にあってきました。
でもそのたびに「日本の力」で乗り越えてきました。
このCMを見ていると、そんな「日本の力」を大事にしていきたいねって思います。
今年の超特別賞。
まさかの、まさかの広告でした。
http://matome.naver.jp/odai/2130880140975827201/2131009247300258203
まさかの元旦。しかも一等地広告が打たれるとは。
最初は信じられませんでした(笑)
当時、夢愛好家の中で「このエドほぼ等身大じゃね?」「( ゚∀゚)キタコレ!」ってなって、
興奮した夢好きさんが、壁のそれなりの高さに貼って「兄さん兄さんっちゅっちゅちゅっちゅ」して、やがて我を忘れて抱きしめようしたり、タックルかまそうとして、壁に激突して、脳みそ揺れたり、突き指したり。
ベッドの上に置いて、その上にのしかかったらぐちゃってなって泣いたりとかしたようです。
でも、イベントは震災の影響でなくなってしまいました。
いろいろ言われたりもしたけれど、私は英断だったと思っています。
これは後々人から聞いたことだけど。
イベントサイドでは、当日のセットなどの色んなものを作り終えていたし。
私達があっと驚き喜ぶサプライズなどの企画も万端だったそうです。
この広告だって、莫大なお金がかかっています(なんと言ったって朝日新聞、しかも1日のテレビ欄向全面という一等地ですからね、多分金額にして一億弱)
それこそ、ギリギリまで協議も重ねたそうです。
それで中止の決断は、きっと勇気がいったことでしょう。
スタッフにはお疲れ様の一言を。
そして、いつかどこかで再会できる日を願っています。
やはり今年は震災のことは避けて通れません。
最後に。
CMとはちょっと違うかもしれないけれど、今年を語る上でどうしても紹介したいweb記事があります。
Vジャンプのえのきどいちろうさんのコラムです。
いつもは「若い読者にはわからんかもしれんが、奥さんが3日間旅行でいない我輩は自由だやったー!」とかしょーもないコラム(超褒め言葉)を書いてるのですが(しかも児童向けゲーム雑誌で)震災においてはちょっと趣向が違っていました。
http://vjump.shueisha.co.jp/wagahai/index.html
震災関連の映像とか見ても泣かない悲しまないとか思っていたのだけど、この記事だけはムリでした。
号泣してしまいました。
またこの号のVジャンプでは冒頭のカラーページで、鳥山明さんの書き下ろしイラストが載っていました。「ニッポン中が勇者になる!」とのコピーとともに、スコップを持ったドラクエ風勇者のイラストです。
Vジャンプを読むような日本のゲーム好き少年たちは知っています。
「勇者」が力が強いだけの人間ではないことを。
・・・Vジャンプらしさも兼ねた、非常に優れたコピーでした。
某ニュース番組の震災孤児のドキュメントで、ご両親を亡くした小学生の兄弟のお兄ちゃんが、お父さんがやっていたお祭りの太鼓叩きをするって話がありました。
無事に大役をなし終えて、男の子はひとつ大人になりました、な話だったんだよ。
それを見てた(?)スタジオのアナウンサーのお姉さん、感想で「親を亡くし、小さな弟もいる。そんな中で、今度は父親の意思を継ぎ、自分が何もかも背負っていくんだという覚悟を感じて頼もしく思えました」的なことを言ったんだよ。
びっくりしたよ。このアナウンサーバカだな、と思いました。
それを見てた某鋼友達も憤慨してた。まだ小学生の男の子に、何もかも背負えるわけがないし、背負わせちゃいけない、と。
お祭りの責任者だって、父親の意思を継がせる為に息子さんに太鼓叩を任せたわけじゃない。毎年楽しみにしていたお祭り・・・子供達に少しでも楽しみをあげること、それが大人の責任だから、こういう時でもお祭りをするんだとインタビュー中に言っていたのに。
それでもね、実際はあの子のように、今はがんばらないといけないと思っている子達がたくさんいる。
子ども達・・まだちっちゃいちっちゃい子どもたちも、言葉がわかるようになった年齢以上の子なら、震災の意味を理解したでしょう。
子どもたちだからこそ、胸を痛め、誰かの為にと考えているでしょう。
だけど、私達大人が、それを許容しすぎたらいけない。
えのきどさんは、コラムで通常の娯楽雑誌がいつもどおり発行されていることを「これには意味があるよ。」と書いています。
ホントだよ、大きな大きな、大きすぎるくらいの意味があるよ。
同じように今まで通り兄さん!兄さん!出来ること。それが、どんだけ大切なことか…
こんなに「いつもどおり」があることを感謝した年はありませんでした。
来年がどうか穏やかで、安心・安全な年になりますように。
少しでもそれに近づける年でありますようにと願わずにはいられません。
そんなわけで、今年はこれで終了です。
今年の漢字は「絆」でした。
皆が大切だねと再認識したつながりは、来年以降も大事にしていきたいものですね。
よい初夢が見られますように!ではでは。
年越しそばを食べながら とつ
と言いたいところですが、今年は実家に招集されましたので、時限更新します。
現在29日午前2時~。
明日の仕事納めがんばるぞ!(笑)
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