スクエニと鋼の錬金術師と荒川弘・初音ミク!

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  • なぜか本棚の奥から、ミロス前売りチケットが1枚出てきたんだ・・・
    もう上映ほとんど終わってるよorzってついったーしたら、
    スクエニの倉重さんから、情報をいただきました。

    @norikura999: @to_tsu 関東近辺、まだ数カ所上映していますし、今週末から始まる劇場もございます。ぜひまたご鑑賞くださいまし。>ミロ星

    今週から上映ってすごいッス!とお返事したら、

    @norikura999: スクリーンアベレージ(座席埋まり率)成績が良い作品だったので二番館上映もなかなか盛況です。公開時の瞬間風速だけが勝負のマニア映画とは違うのですヨ、我らが鋼は!!


    ですと!
    すごいぜ鋼映画&鋼ファン!!

    (9月20日追記)
    が、翌日(20日)に訂正ツイートがありました。

    @norikura999: @to_tsu 謹んで訂正です!ミロ星、さすがに「今週末から上映開始するところアリ」は誤情報で、9/17~が目下「最も遅くに始まったタイミング」でした。申し訳ありません!ただ今週末にまだ上映している劇場があるのは本当です。

    だ、そうです。17日でも十分すごいことだと思います。







    話は変わって。
    この前仕事関係で竹取物語を改めて読んだんですよ。
    竹取物語は、かぐやが月に帰った後の後日談も物語に含まれているのをご存知ですか?
    そこには、不老不死の薬をめぐるエピソードがあります。

    噂には聞いていたけど、原文を初めて読んでちょっとじーんとしちゃったので鋼的に話題にしてみました。

    改めて復習、竹取物語のだいたい。 おじいさんがある日竹を取りに行くと、輝いている竹が。
    割ってみると中からかわいい女の子が!
    おじいさんは、女の子を連れて帰って、おばあさんと大切に大切に育てました。
    かぐや姫と名付けられた女の子は輝くほど美しく育ち、
    噂を聞きつけた野郎どもが、あの手この手で求婚する。
    しかし、かぐや姫は彼らに難題を出し、その求婚を次々と跳ね除ける。

    ある日かぐや姫はさめざめと泣く。どうしたの?と問うおじいさんとおばあさん。
    かぐやは言う。「私は実は月の人間。次の十五夜に月から迎えが来て、帰らねばならない」と。
    「わが子のように大切に育てた娘をどうして月なんていう遠いところに行かせることができようか」とおじいさん。
    たくさんの兵を十五夜の日に配置するものの、彼らは月の使者に為す術もなく、
    かぐやは月に帰っていくのでした。

    これが絵本に載ってる、誰もが知るかぐや姫の物語。
    でも、原文はもうちょっと色々なエピソードがあって。

    例えば、かぐやに求婚したのは5人の皇子だけでなく、帝(ようは王様)も見初めることになるとか。
    帝なので、かぐやも他の人と同様に無碍に断れなくて、なんかちょっと困っちゃうこととか。
    自分の思い通りにならないかぐやに、帝がうずうずしちゃうこととか。(言い方に語弊あり)

    まぁ、要するに、さすがのかぐやも、帝にはいろんな意味で心揺れたりするわけです。
    そして、絵本と大きく違うのは、物語の終盤。

    絵本では、かぐやは泣きながらも、わりとすんなり帰っていくことが多いのですが、
    実際は絵本より3倍帰りたくないと思っているのね。

    基本的に親であるおじいさんとおばあさんを思って。
    かぐやは言うのです。
    「月にも私の父母がいるが、私の両親は今まで育ててくれたおじいさんとおばあさんだ。月に「帰る」というが、嬉しいことは何も無い」
    「老いる両親を見取れないのが悲しい。世話を出来無いのが悲しい」
    「月の世界は、歳もとらない、悲しい事も辛いこともない楽園だが、そんなとこに帰っても、ちっともうれしくない。おじいさんとおばあさんと一緒にいられないことが悲しい。うぉーん。゚(゚´Д`゚)゚。」(こんな泣き方はしてない)


    楽園・・・シャンバラに行けたとしても、愛する人がそこにいなければ、なんの意味もないと。
    かぐや姫は言います。
    なんと切ないことじゃないですか。


    しかし、月の使者の撃退が失敗するのは、絵本通り。
    観念したかぐや姫は「さっさと月のゴンドラに乗らんかい!」といらいらする月の使者をたしなめます。
    「乗るからお前らちょっとぐらい待たんかい。見苦しい」と。(こんな言い方はしてません、念のため)

    かぐやは、静かに穏やかに、そして厳かに、おじいさんたちに手紙と形見の着物を残し、
    帝には、手紙と、月の使者がかぐやに飲ませようとした、不老不死の薬を残そうとします。

    そして、じっくりと最後の別れを終えようと思っていたかぐやですが。
    月の使者は、手紙を書き終えたかぐやを見計らって、さっさと着ると記憶をなくすという着物をかぐやに着させる。
    するとかぐやはすっかりおじいさんやおばあさんを忘れてしまって、天に上っていきました・・・


    なんと!かぐやは絵本の10倍の勢いで、かなり無理やり月に帰らされていたのですね・・・


    そして、後日談です。
    かぐやを失ったおじいさんおばあさんは悲しみのあまり体調を崩してしまう。
    帝は、家来から薬と手紙を受け取る。手紙からその薬が不老不死の薬だと知るが、帝はそんなの嬉しくない。

    会ふことも なみだに浮かぶわが身には 死なぬ薬も なににかはせむ

    <もう会うこともないだろうと思う 涙で身体が浮くような自分に 不老不死の薬は なんの意味もない>

    帝はそう言って、家来にこの付近で一番高い(天に近い)と言われる駿河の国の山の頂上で、不老不死の薬と手紙を焼いてしまうよう命じたのだった。
    今でも薬と手紙を燃やした煙が雲の中に登っているそうだ、ということで原文は完です。




    どうよこれ。オイラ、
    泣いちゃうよ!!

    同時に、なんて深い世界だろうと思うのです。

    世の中の、他の物語の多くの悪役たち。鋼で出てきた悪役(?)たちも、
    不老不死を望んでいたり、シャンバラを望んでいたりした。

    でも、竹取物語ははっきりと、しかも何度も、「そんなものに意味はない」と言うのね。
    しかもかぐやは、シャンバラに帰るのに、記憶を消されるというかなり強引な手法を取らされます。


    竹取物語は、日本最古と言われている物語で、それは日本人なら小学校で教わることです。
    日本最大の大ベストセラー「源氏物語」でも「物語の出で来はじめの祖」と言われている通り、昔の昔、もっと昔から、日本のお話の祖であります。

    その物語で語られるのが、今たくさんある物語と同じ、親子の愛情や、恋人を思う苦しさということ。
    そして、苦しみのない世界が、不老不死が、どれだけくだらないものなのか、ということ。


    これは私の偏見かもしれないけど、海外の物語は、ちょっと違うような気がするんだ。
    悩みも苦しみもない世界をヨシとしてる話も多いし。
    悪の帝王が狙うのも、不老不死だったりするし。
    そして、何より、錬金術だって、不老不死の薬をつくろうとしてたしね。



    だけど、日本の物語の「祖」はちょっと違う。
    悩みのない世界、不老不死、それがどれだけくだらないものなのか、私たち日本人は、もうずっとずっと前から知ってたんだ。


    エドが、苦労して苦労して、たどり着いた世界・・・真理。
    アメストリス人が、たくさんの遠回りをしつつも、辿り着こうとしている世界。

    だけど、竹取物語は、ずっと昔からその世界を見つめてて、ひとつの答えを提示してるように思います。




    もうずっと前、ある鋼同人誌が疑問を提示していたのだけど。
    錬金術で言う扉の向こうが世界の真理と言うならば、錬金術師にしか、この世の真理を見る権利しかないのはおかしいのではないのか。
    この世にはたくさんのモノが生きている。人間だけじゃなく、虫や動物、草花でさえ。
    それを世界の真理というならば、地面を這うこの虫にだって、その真理を見る権利があるはずだ、と。

    そのとおりだ。
    その答えは、最終回で示されました。
    エドに見えていなかった真理が、ウィンリィにはとうの昔から見えていた、ということ。

    エドだって、錬金術が使えなくなっても、錬金術で見える真理、とは違う真理が見えているに違いないのだと思います。

    そして、そのひとつの真理が、日本の物語の祖である竹取物語で明確にされていたってのは、なんとまぁ、すごく燃えたのでした、という話でした。

    すげー自画自賛になるかもしれないけど、竹取物語から脈々と流れる日本の心って美しいなぁと思うわけです。
    日本人って、すごいよ、やっぱ。



    後は余談になるのだけど、ウチの夢小説でもちょっとネタにしたのだけど、竹取物語は、各地で伝承があってね。
    例えば、ある民話では、その後帝とかぐや姫が再び出会って結ばれるエンドとかあって。
    そのあたりも面白いなぁと思います。
    この二次創作者は、かなわぬ恋をしていたのかなって。


    それから、上記では省いたけれど、竹取物語原文では、最後の最後に、帝が不老不死の薬と手紙を燃やした「駿河の国の山」の名の由来が語られています。

    帝がたくさんの家来・・・兵士を(士)たくさん(富)引き連れて登った山。
    そう、「富士山」の由来。
    これは知らなかったよー。

    そして他に伝えられていたりするのが「不死の(薬を燃やした)山」・・・だから、富士山とか。
    帝の涙が枯れることのない富士山の「万年雪」、とか。
    もっと調べたら、また違った真理が見えてくるのかもしれません。

    おもしろい!非常におもしろいよ!!竹取物語!!

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