スクエニと鋼の錬金術師と荒川弘・初音ミク!

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    鋼最終回が載った、ガンガン売り切れ事件の時に、私はずっと考えていたことがありました。

    ガンガンの超即日完売は、各サブカルチャー系ニュースサイトでも取り上げられていたし、
    後日ゴールデン番組の深イイ話で、取り上げられたくらい「事件」となりました。
    (えっ?深イイ話は、スクエニ側からも打診したって?!そんな言葉は私の耳にはきーこーえーなーいー)

    でもさ、そもそも。
    どうしてガンガンは売り切れたんだろうって。
    私はずっと思っていました。

    いつもより1.2倍位多く刷った。それが、発売数週間、じゃない。
    発売数日というぶっちぎりの完売になったわけだ。
    転売屋が買い占めたとか、付録目当てで数冊買ったりもあったと思うけど、それを合わせても、このスピードの売り切れは、ちょっとありえないと思うのです。 どうして売り切れたか。
    それは、やっぱり「普段ガンガンを読まない人が、ガンガンを買ったから」だと思うんだ。

    どうして、ガンガンを買ったのか、それは鋼が最終回だと知ったから。
    普段は読まないけど、その最終回「だけ」でも、読みたかった・・・途中すっ飛ばしていいから、結末だけでも、知りたい。知って、おきたい。と、思ったから。



    自分に落としこんで考えてみる。
    今、読んではいないけど、最終回が載るんだったら読んでみたいな、と思うマンガが確かにあります。
    全部読むのは、ちょっと大変。機会があったら読んでみてもいいけどさ、とりあえず、最終回は大集結だから、これだけでも読んでおくか、みたいな。

    それは例えば、ワンピース、ドラゴンボール、こち亀、それからドラえもん。
    まだ先だろうけど最終回が気になるもの、実際に見たもの、もしかしたら最終回がないもの、永遠に訪れないもの様々だけど、共通点にも気づきました。
    それは、
    1、長期連載であること
    2、過去に一度でも触れていること
    3、そしてそれを(自分は)面白いと思ったこと
    4、世間的評価が高いこと


    ・・・そう考えると。
    1.2倍多く刷ったガンガンを買い占めたのは、鋼をそんな風に思っていた人たちじゃないかな、なんて思うしかありません。

    多分その多くの人が、水島鋼の頃に「鋼の錬金術師」に触れたんだと思う。

    その後は、マンガに手を出したけど、自分から大きなアクションを起こすこともなく、友達から借りたりして、まったりペースで鋼を楽しんでる人。
    水島鋼見て、マンガも読んだけど、途中で読まなくなった人。
    いや、水島鋼でさえ、途中降板した人など、様々だと思います。
    もっと曖昧に、持っていた予備知識といえば「どうやら、あの鋼(水島版)とは、物語が違うらしい」だとかその程度の人もいたはずです。

    それでも、世間的評価が高いし、まぁ、確かにちょっと面白かったし。そういや、あの兄弟はどうなる(った)のか。
    そう思ったから手にとった。あの時、普段は気にもとめない、どこにあるかもわからない、ガンガンを探してみた。

    これが、ジャンプなら立ち読むけどさ。基本ガンガンは付録付きでヒモ縛りだから。
    「なんだよ、立ち読みできねーじゃねーかよ。まぁ、600円だしな、買うか・・・しかしなんだ、噂に聞いていたが、この厚さテラワロス」
    なんて思いながら。



    私が、発売日の夜に慌てて買いに行った近所の本屋はすでに残り一冊、その残り一冊のガンガンを立ち読むために列が出来ていました。
    そこに並んでいた人達は、普段見たことがない、会社帰りのサラリーマンのお兄ちゃんたちです。

    私はその列を見て、じんわりとしました。
    「鋼を覚えていてくれて、ありがとう」って。

    かつて、鋼に注目してくれていた人たちが、こんなに世間に溢れてる。
    普通に、溢れていたんだ。




    ガンガンの完売事件。実は、私はとても嬉しかったのです。(多くの人が買えなかったという事実は悲しかったですが)

    その事件が大きくなればなるほど、それは、エドやアルが、愛されていた証拠だから。
    「最後はどうなるんだろう」・・・そして多分多くの人が「兄弟には幸せになってほしい」と思っていたに違いありません。
    こんなに多くの人に、エドとアルは思われていた。
    ・・・それがたとえ過去の一瞬だっとしても。ふとした瞬間によみがえるほどに、彼らの存在は残っていたのです。


    だから「最終回だけでも」と思われ、気にされ、ガンガンは売れました。
    そして、必要以上に売れすぎた!
    あほかスクエニ!予測しておけ!そう仕向けたのはお前じゃないか!
    もっと刷っておけよ、オタンコナス!
    (その点においては、今も思い出したら悪口を大きなフォントで書いてしまう程度に腹を立ててる)

    それが、ガンガン完売事件の真相だったと、私は考えています。




    物語の最初のほうで、エドとアルは全部自分たちでやろう、できる、と、頑なに守っていました。
    そんな二人に、荒川さんは必死で「それは違う」と訴えていました。

    人には、沢山の支える人達がいて、仲間がいる。
    沢山の沢山の、応援する、人がいる。
    たとえ自分が気づいていなくても、人は誰かに思われている。

    私は、それが鋼のテーマだったと思っていて。
    そして、そのテーマを、読者の私たちひとりひとりが、証明していたんだ。


    例えば、ロイエドやってて、普段アルが目に入ってない人も。エドウィーン!な人も。
    鋼を読んで、エドやアルに「がんばれ」を思わない人は何人いただろうか。
    物語を面白くないと思う人はたくさんいても、元に戻らなくてもいいんじゃ?と思う人はいても。
    エドやアルの善き未来を思わない人は、圧倒的に少ない(と、このソースは「私」ですけど)。

    少なくとも、1.2倍刷ったガンガンが即日完売するくらい、沢山の人達が、彼らを心に止めていた、それは、紛れもない事実です。

    その、ひとりひとりの心ウチが、より鋼を説得力のある物語にした気がします。
    鋼の錬金術師はきっと、読者に読まれて、初めて完成するマンガなんだ。




    (ほんと転売屋とか、付録目当ての複数買いとかそんなんじゃない・・・そんなんじゃ・・・そんなぶっちゃけはきーこーえーなーいー)





    最後に荒川マンセーします。
    エドとアルに胸キュン!という読者心理は偶然じゃなくて、荒川さんが、読者がそう思うように、仕向けてきたのだと思っています。

    荒川さんもまだ、プロのマンガ家なりたて。初連載作品。
    粗もあります。鋼は歴史的傑作かといえば、「世の中にはもっといい作品がね、あるよね」なんて、某おじさんみたいなことも言えます。

    それでも、主人公サイドに沿った読者心理操作という点では、歴史に残る傑作だと私は思っています。
    そしてこれは、荒川さんの力だけじゃない、下村さん達含めた「チーム・鋼」が起こした必然の奇跡だと。
    その必然を起こすための活力として「たくさんのファンがいる」という事実の力も大きかっただろうなと思うと、私たちファンも、その一端を担ったような気がして、少し嬉しくなってしまいます。

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